”文学少女”シリーズ(本編7冊) 感想
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/08/30
- メディア: 文庫
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このライトノベルがすごい2009で1位だったので読んでみた。
特徴としては、とある文学小説をモチーフとしてそれに似せた状況を作りながら、
最後に展開を急転させるところか。
(例えば1冊目では太宰治「人間失格」をベースに話が展開される。)
モチーフの文学小説の内容を知らなくても十分楽しめるのは◎。
ただ、それ以上に刺したり刺されたりとやや欝状況が多いのがちょっと…
後、一冊目は展開が新鮮で面白いが、二、三冊と続けていくと展開がマンネリ化してる印象を受ける。
ヒロインの遠子とツンデレななせの可愛さは異常。
あと最後2冊(神に臨む作家)はちょっと切なく感動する。
多少の欝展開と主人公のヘタレっぷりに耐えられる人にはオススメ。
最後まで読まないと、感動は半減だろうなー。